盛り土前所有者に対し法的措置を検討 熱海・土石流[2021/07/07 23:26]
静岡県熱海市で発生した土石流の起点となった土地の所有者の代理人弁護士が前に土地を所有していた不動産会社に対して法的措置を検討していることが分かりました。
熱海市伊豆山で発生した土砂災害は土石流が発生した付近の盛り土が崩落していて、静岡県が因果関係を調査しています。
盛り土があった土地は2011年まで神奈川県小田原市の不動産会社が所有していましたが、必要な排水溝などがなく、廃棄物のようなものが混ざっていたとみられています。
この不動産会社から土地を購入した現在の所有者の代理人弁護士が取材に応じ、「ひどい土地と知らずに買わされた」として、法的措置を検討していることを明らかにしました。
現在の所有者は来週にも静岡県などと対応を協議する意向を示しています。