今月中旬に東京で1日1500人超も 京大が試算[2021/07/07 23:55]

 新たな感染者が920人となった東京都の感染状況について、京都大学のチームは強い対策を取らなければ今月中旬には一日あたりの新規感染者が1500人を超えると試算を示しました。

 試算は7日に厚生労働省で開かれた専門家会議で発表され、東京都でまん延防止等重点措置を継続したとしても、緊急事態宣言など強い対策を取らなければ一日あたりの感染者数は東京オリンピックが開会する23日前後に1500人を超え、月末には2000人を超えるとしています。

 入院患者も増え、8月上旬には都がコロナ患者用に確保している6000床を上回ると指摘しています。

 このほか、会議では国立感染症研究所が発熱外来を受診した284人を分析し、飲酒を伴う会食に2回以上参加した人は参加しなかった人よりも感染の危険性が4.94倍高かったとする結果も発表されました。

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