静岡県熱海市の土石流で、国土交通省の専門チームが土石流の起点にドローンを飛ばして詳しい調査を始めています。
調査をするのは、国交省の災害調査の専門チーム「TEC−FORCE」です。
安全を確認したうえで同行取材が許されました。
土石流の起点には大量の盛り土がされていたことが分かっていて、県などが土石流との因果関係を調べています。
専門チームの目的は二次被害を防ぐことですが「発生直後しか取れない細かな地形のデータなどを蓄積しておき、今後、原因の究明にも役立ててほしい」と話しています。
一方、赤羽国土交通大臣は「全国のどこにどれくらい盛り土があるのか把握する作業をする」と述べ、国土地理院のデジタルマップを使って全国的な調査を始めると明らかにしました。
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