盛り土の可能性ある場所を全国的に調査 赤羽大臣[2021/07/09 21:10]

 赤羽国土交通大臣は9日、静岡県熱海市での土石流被害を受けて全国に盛り土された可能性がある場所がどれくらいあるのか調査することを明らかにしました。

 赤羽大臣:「盛り土が現在、全国のどこにどれくらいあるのか把握する作業から始める予定でございます。全国における概略的な盛り土箇所の抽出を約1カ月をめどに実施するよう指示した」

 赤羽大臣は土石流と盛り土の関係性については静岡県が調査を続けているとしたうえで国交省として全国に盛り土された可能性がある場所がどれくらいあるのか調査するとしました。

 この調査には国土地理院が持っている地図データが使われ、2000年より前の地形改変前と2008年以降の地形改変後のデータを比較し、高低差が5メートル以上ある部分を抽出するということです。

 抽出されたデータは各自治体に共有され自治体ごとに詳細を確認していくということです。

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