選手村警備 コロナ禍、テロ防止…難しさと意気込み[2021/07/13 11:58]

 東京大会の選手村を守る警備の責任者がコロナで二転三転する状況への対応の難しさを明かしたうえで、過去に例を見ない警備の成功に向けて意気込みを語りました。

 選手村の警備責任者・高元常司さん(62):「選手たちのために安心して選手村で過ごせるような安全を築いていきたい」

 元警視庁の機動隊長・高元さんは2年前から組織委員会に所属し、選手村の警備責任者を務めています。

 大会の延期から、選手の入国や選手村での過ごし方など状況は刻々と変わり、その度に現場は対応を求められます。

 選手村の警備責任者・高元常司さん:「特に方針が変わったりとか警備のやり方も多少変わってきたりだとか、選手とスタッフの動線の分離だとか特に密を避けようということを重点的にやってきた」

 テロを防ぐという本来の警備に加えて、今回はコロナ対策という大きな任務が課せられています。

 選手村の警備責任者・高元常司さん:「選手たちの安全を守ることに変わりはないから、こういった過去に例を見ない警備を実施できるということに非常に私自身、感動しております」

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