最低賃金 決着せず持ち越し 14日再開[2021/07/14 04:30]

 13日午後に始まった今年度の最低賃金の引き上げの目安を決める審議は、労働者側と使用者側で意見の隔たりが大きく決着せず、14日に持ち越しとなりました。

 最低賃金は現在全国平均で902円で、政府は骨太の方針で早期に1000円を目指すとしています。

 去年は新型コロナの影響で審議会が引き上げの目安を示さず、都道府県の引き上げ額は平均して1円にとどまりました。

 労働者側は、コロナ禍で広がる格差を是正するため大幅な引き上げを求めています。

 今年度の引き上げの目安を決める議論は13日午後2時に始まり14日午前2時半まで行われましたが、決着せずに打ち切られました。

 14日午前10時から再開する予定です。

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