若者の5人に1人が生理用品購入「苦労した経験ある」[2021/07/16 18:20]
若者の5人に1人が生理用品を買うのに「苦労した経験がある」と答えました。
「生理の貧困」の解決に取り組む市民団体「#みんなの生理」は、高校生や大学生など773人を対象に生理に関するアンケートを実施しました。
それによりますと、5人に1人が「生理用品の購入に苦労した経験がある」と回答しました。
このうち4割近くが金銭的な理由で生理用品を交換する頻度を減らしたと答えました。
生理による体調不良で学校を欠席するなどした人も半数いて、「生理について話すことにタブー意識が強く、学校で言い出せない」「教員が理解してくれない」などの声が寄せられたということです。
団体は生理用品へのアクセスは個人の尊厳に関わるなどとして、生理用品を軽減税率の対象に含めることや学校のトイレに生理用品を設置すること、より幅広い世代にこうした調査をする必要性を訴えています。