東京都 コロナ患者の「入院待機ステーション」開設[2021/07/16 18:32]

 東京都は医療機関で治療が必要な新型コロナウイルス患者の入院先が見つからない場合に一時的に患者を受け入れる「入院待機ステーション」を開設しました。

 東京・葛飾区の平成立石病院の中に設置された入院待機ステーションでは、療養中に病状が悪化したものの入院先が見つからなかった患者を一時的に受け入れます。

 20床のベッドが用意されていて、酸素投与や投薬による治療もできます。

 看護師や救急救命士が24時間体制で常駐し、必要があれば医師が問診するということです。

 一日の感染者が2500人を超えた年明けの第3波では都内の病床が逼迫(ひっぱく)し、入院できずに待機している患者が亡くなるケースもありました。

 担当者は他の地域にも同様の施設を開設していきたいとしています。

こちらも読まれています