東京都 感染拡大止まらず 入院待ち患者用施設開設[2021/07/17 06:23]

 16日に東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は1271人で、3日連続で1000人を上回りました。都はさらなる感染の拡大を見据えて入院待ちの患者を一時的に受け入れる施設を開設しました。

 16日の都内の感染者は1271人で1週間前の同じ曜日より449人増えました。

 一日あたりの感染者が3日続けて1000人を超えるのは年明けの第3波以来です。

 感染の急拡大が続くなかで東京都は16日、入院先が見つからない感染者を一時的に受け入れる「入院待機ステーション」を葛飾区に開設しました。

 定員は20人で看護師や救急救命士が24時間体制で常駐して酸素投与や投薬による治療もできます。

 第3波では入院を待つ患者が自宅で亡くなるケースもあり、都の担当者は他の地域にも同様の施設を開設していきたいと話しています。

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