「打った感覚違う」空の注射器でワクチン接種か[2021/07/17 20:30]

 東京の杉並区は、区内の集団接種会場で新型コロナのワクチンが入っていない空の注射器で接種を行った疑いがあると発表しました。

 杉並区によりますと、区内のワクチン接種会場で14日の正午すぎに予約をしていた人に対し、担当者が接種をしたところ、「今まで打った感覚と違う」と感じました。

 その後、会場内の別の場所で注射器に移し替える前のワクチンが見つかり、この予約者に対し、空の注射器を使った疑いが高まったということです。

 現時点で体調不良などは確認されておらず、約2週間後に行われる抗体検査の結果で今後の接種について判断するとしています。

 区の担当者は「チェック体制をしっかり引き締めて、同じことを繰り返さないように徹底していきたい」とコメントしています。

こちらも読まれています