君も虫取り名人だ!即戦力が身につく「昆虫展」[2021/07/19 08:17]

 「体験したことはそのまま外で応用可能」と担当者も太鼓判を押しています。夏休みに虫取りをしたい子どもたちにとって即戦力となる昆虫展が始まりました。

 富山市科学博物館では、昆虫採集の楽しさをテーマにした展示が17日から始まっています。

 その特徴は「体験型」。

 樹液を吸う虫を蹴ったり揺らしたりして落とすコーナーでは、木がしっかりと振動するような強い力を加えないと虫は落ちてきません。リアルですね。

 そして、砂糖を煮詰めた甘いアメのようなアメンボのにおいを再現したもの。このにおいがしたらアメンボがいるかもしれません。

 それでもなかなか虫が見つからない時は…。昆虫にとってふんは栄養の多いごちそうです。ふんの下を掘ってみると、意外にもきれいな昆虫に出会えるかもしれません。

 富山市科学博物館学芸員・岩田朋文さん:「見るだけだと、なかなか記憶に残りづらいところもあると思うので、実際に手を動かして足を動かして体で覚えてもらえたら、ちょっとは心に残るのが強いかなと思って用意しました。今回、この展示室でやったことが、そのまま外で応用できます」

 会場にはチョウやクワガタなど約6300点の標本が展示されているほか、昆虫マニアの部屋を再現したコーナーもあり、昆虫が大好きな子どもも大満足のようです。

 小学4年生:「(Q.どこが一番楽しかった?)ヘラクレスオオカブトとヒラタクワガタとノコギリクワガタとギラファノコギリクワガタとヘラクレスヘラクレスとアトラスオオカブト…」

 夏休みの自由研究にも役立ちそうな特別展「はじめよう!昆虫採集」は10月3日まで開かれています。

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