熱海土石流 二次災害防止で国が緊急砂防工事へ[2021/07/20 15:32]

 熱海の土石流の二次災害を防ぐため、国が緊急工事を始めます。

 赤羽国交大臣:「静岡県知事からの要請を踏まえ、国直轄の緊急的な砂防工事を実施することにした」

 国土交通省によりますと、静岡県熱海市の土石流の起点となった場所で一部の土砂が今も不安定な状態になっていることなどから、今後、雨が降るとこれらの土砂が流出して二次災害が発生する可能性があるとしています。

 この不安定な土砂を取り除くには、遠隔操作による工事など高度な技術が必要になり、静岡県からの要請を受けて国が直轄で緊急の砂防工事を実施するということです。

 国交省は安全を確保したうえで、工事用の侵入経路の設置などを進めていくとしています。

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