新種のコケムシ発見か 西之島の調査結果を発表[2021/07/20 23:36]

 小笠原諸島の西之島の調査結果が公表されました。島付近の海底で見つかった「コケムシ」は新種の可能性もあるということです。

 環境省は7月6日から16日まで行われた西之島の調査航海の結果を20日、発表しました。

 ドローンや海中ロボットなどを使った調査で陸上では5種類のウミドリの繁殖が確認され、なかには1000羽以上、生息している種類もいるということです。

 また、海中では80種を超える生物が確認されました。

 多くは海底に住む生き物で、島の北側で見つかったコケムシ類は少なくとも日本では記録がなく、新種の可能性もあるということです。

 環境省は9月にも再び西之島の調査を行う予定で、状況が許せば上陸調査もしたいと話しています。

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