熱海ボランティア受け付け 砂防対策チームが現場へ[2021/07/21 12:16]

 土石流災害が起きた静岡県熱海市で被災現場への一般のボランティアの派遣が21日に始まりました。

 熱海市役所に事前登録をしているボランティアの人たちが訪れ、職員から指示を受けて現地へ向かいました。

 熱海市ではボランティアを募集していて、15日までに3790人が登録しています。

 ただ、二次災害の可能性があるとしてこれまで一般のボランティアの派遣は行われず、登録も一時停止していました。

 また、国土交通省の「熱海緊急砂防対策チーム」のメンバーらが土石流の起点の現場に入り、状況を監視するためのGPS(全地球測位システム)装置を設置するなど下準備が進められました。

 今後は地質などの調査を進め、重機を使った本格的な工事に入っていくということです。

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