ガンバ大阪 スタジアムをテレワーク場所で貸し出し[2021/07/22 08:22]

 Jリーグの名門クラブがテレワークをアシスト。スタジアムの一部をテレワークの場所として利用できるプランが人気となっています。

 ガンバ大阪施設運営課・唐津昌美さん:「スタジアムは防音の設備が整っているので、クーラーが利いている快適ななかで静かに仕事ができる。そういうところも魅力の一つ」

 ガンバ大阪は試合などイベント利用のない日に本拠地「パナソニックスタジアム吹田」の一部をテレワークのスペースとして貸し出す事業「パナスタワーク」を12日から行っています。

 テレワークのスペースとしてスタジアムバックスタンド4階の室内VIPラウンジを一日1000円で利用できるほか、同じエリアにある個室も1時間500円の追加料金で利用できるということです。

 現在、一日20人限定で予約を受け付けていますが、前日の夜にはすべて埋まってしまうほど人気となっています。

 サポーターにはたまらなくぜいたくな環境ですが、今回の取り組みには「サッカーに興味のない人にもスタジアムのことを知ってほしい」という運営側の思いが込められています。

 ガンバ大阪施設運営課・唐津昌美さん:「スタジアムは皆のスタジアム。このスタジアムは140億円という皆さんの寄付でできた。そういう意味でもサッカーだけに限らずたくさんの方に使って頂きたいという施設側の思い。静かに使って頂けるのであればテレワークに限らず使って頂こうと思います。勉強に来られる中学生、高校生、大学生もおられるかなと。個室はもし家族で使いたい場合は利用料金は違うが、ぜひ色んな形でスタジアムを使ってもらえればと」

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