開幕前日“バタバタ劇”組織委の中で何が?記者報告[2021/07/22 23:30]

東京オリンピック開幕を23日に控えるなか、大会組織委員会は、開閉会式の演出全体の調整を行う小林賢太郎氏について、「ユダヤ人大量虐殺」をめぐる不適切な表現があったとして解任しました。大会組織員会は22日夜、開会式を予定通り開催する方向で準備を進めていると発表しました。

◆社会部・岩下耀司記者に聞きます。

(Q.“予定通り”とは、どういうことでしょうか)
予定通りというのは、22日午前の会見で、小林氏の解任を決めたときから、現状、今までと変更がないということと受け止めました。午後9時ごろ、組織委員会を担当する記者宛てにメールが来ました。その内容は、小林氏の解任を踏まえて、改めて開会式の演出内容を精査したというものでした。その結果、演出内容については、さまざまな分野のクリエーターが検討を重ねて制作したもの。小林氏が具体的に一人で演出を手掛けている個別の部分がなかったということで、開会式を予定通り実施する方向で準備していると発表しました。

今回の解任について関係者に話を聞きますと、解任については下のほうには話が来ていなくて、把握しておらず、ドタバタ劇だったということです。

開会式をめぐっては小山田圭吾氏の辞任、のぶみ氏の辞任と、自ら辞めたという形を取っていますが、今回、小林氏については、解任と少し重い判断が下されています。これについては、開会式の前日で、時間があまりなかったからではないかとみられています。組織委員会の関係者の一人は、「7月以降は大会準備で家に帰れずホテル暮らしをしている。開会式の直前になっても問題が立て続けに起きていて、呪われてるとしか思えない」と嘆いていました。

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