天皇陛下によるオリンピックの開会宣言で、規約で定められた文言はコロナ禍の状況に配慮した日本語に翻訳されました。
天皇陛下:「私は、ここに、第三十二回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」
開会宣言の文言は、オリンピック憲章で定められていて、英文の「celebrating」という単語は1964年の東京オリンピックでは「祝う」と訳されました。
関係者によりますと、今回は新型コロナウイルスが世界的に流行している状況に配慮し、この単語の日本語訳について組織委員会が調整を続けてきました。
調整の結果、「記念する」と翻訳することとし、宮内庁側もこれを了承したということです。
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