東京五輪 史上初無観客で開会式 大坂が聖火点火[2021/07/24 09:26]

 新型コロナウイルス感染拡大により、史上初めて1年延期となった東京オリンピック大会の開会式が無観客で行われました。

 205の国と地域、難民選手団を含めて約1万1000人の選手が参加する今大会。

 緊急事態宣言中の開催都市で、異例の幕開けとなりました。

 選手団の入場行進はオリンピック発祥国のギリシャが最初に登場しました。

 開催国の日本は最後に登場。

 旗手を務めるレスリングの須崎優衣選手(22)とバスケットボール男子の八村塁選手(23)を先頭に入場した日本。

 33競技すべてに参加し、史上最多となる583人の選手たちが夢の大舞台に挑みます。

 国立競技場内の聖火リレーではプロ野球の巨人で活躍した長嶋茂雄さんと王貞治さん、元ヤンキースの松井秀喜さんの国民栄誉賞を受賞した3人が夢の共演を果たしました。

 注目の最終点火者はテニスの大坂なおみ選手(23)が大役を務めました。

 開幕を告げる開会式最大のクライマックス、聖火台への点火が行われ、17日間にわたる熱き戦いが始まります。

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