8月後半のワクチン配分 1割削減行わず[2021/07/27 00:25]

 厚生労働省は8月の後半の週に配送する新型コロナワクチンの都道府県への割り当て量を示しました。在庫に余裕があると判断された自治体の配分を減らす措置は今回は取られませんでした。

 厚労省は8月16日と23日の週に配送する予定のワクチン1万箱について、都道府県ごとの割り当て量を26日に示しました。

 ワクチンが不足している地域に対応するため、8月前半の配送については在庫が42日分を超える市区町村分を1割減らしていましたが、対象となった自治体から「余っているワクチンはない」と反発が相次ぎました。

 8月後半分ではこの措置は取られていません。

 また、9月以降については接種の完了を見据え配分する方針です。

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