停電の影響でワクチン486回分を廃棄 埼玉・川越市[2021/07/29 19:25]

 埼玉県川越市は28日夜に発生した大規模な停電の影響でファイザー製のワクチン486回分を廃棄処分にしたことを明らかにしました。

 市によりますと、廃棄することになったのは4つの医療機関で保管されていた486回分のファイザー製のワクチンで、停電によって適切な温度で保管された保障がないと判断したためとしています。

 ワクチンの廃棄により、接種に影響が出ないよう29日と30日の分は保健所で保管しているワクチンを使用するということです。

 28日夜は埼玉県日高市にある東京電力の変電所に落雷して火災が起き、この影響から川越市や飯能市などの約12万5000軒で4時間以上にわたって停電が発生していました。

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