76回目「原爆の日」広島平和記念式典[2021/08/06 10:14]

 広島は、76回目の原爆の日を迎えました。

 広島市の平和公園では原爆が投下された午前8時15分に1分間の黙祷(もくとう)が行われました。

 式典には菅総理大臣も出席しました。

 新型コロナの感染症拡大防止策として2メートルの距離を取って席が設けられました。一般席は設けられませんでした。

 広島市の松井一實市長は、平和宣言で今年1月に発効した核兵器禁止条約について、日本政府に対して条約の批准や締約国会議への参加を求めました。

 松井広島市長:「(日本政府には)被爆者の思いを誠実に受け止めて、一刻も早く核兵器禁止条約の締約国となるとともに、これから開催される第1回締約国会議に参加し、各国の信頼回復と核兵器に頼らない安全保障への道筋を描ける環境を見いだすなど核保有国と非核保有国の橋渡し役をしっかりと果たして頂きたい」

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