「命の危機に…」1都3県が国に宣言措置強化を要請[2021/08/13 23:20]

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県が共同で人の流れを抑えるための対策の強化などを国に要望しました。

 首都圏の1都3県では13日、新規感染者数が過去最多となり、医療体制が深刻な状況になっています。

 4都県には緊急事態宣言が出ていますが、現在の措置では限界があるとして各知事らは連名で措置の内容の強化を国に要請しました。

 具体的には百貨店の食料品売り場などへの人出を抑える実行的な措置や長距離の移動を減らすため鉄道などの公共交通機関の利用抑制などの対策を取るよう求めています。

 埼玉県の大野知事は「命の危機に直面している」と危機感を示していて、神奈川県の黒岩知事は「基本的な感染対策を徹底すると同時に人との接触を徹底的に抑えていく」と述べています。

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