国内初のラムダ株感染 厚労省が関連情報の送付ミス[2021/08/19 06:21]

 国内初のラムダ株感染が確認されたペルーから入国したオリンピック関係者について、厚生労働省は航空機内の濃厚接触者関連情報を組織委員会などに伝えていませんでした。

 厚労省では海外から入国する人が陽性と確認された場合、航空機内で座席が近い濃厚接触候補者について滞在先の自治体などと情報を共有しています。

 先月20日にペルーから入国したオリンピック関係者の女性のラムダ株感染が確認されたことについて、厚労省は濃厚接触候補者の情報を4つの自治体や組織委員会に伝えていなかったと明らかにしました。

 入国後、発熱など症状が出た人はいないということです。

 厚労省は「再発防止に努める」としています。

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