群馬でもモデルナ製に異物混入 新たなロット番号で[2021/08/29 21:48]

 沖縄県に続き群馬県でもモデルナ社製のワクチンに異物の混入が確認されました。いずれも使用の見合わせが要請されているロット番号とは別の番号だということです。

 群馬県の接種センターで、29日午前10時半すぎ、モデルナ社の未使用のワクチンの瓶1本から0.5ミリほどの、黒に近い青っぽい色をした異物が確認されました。

 県は同じロット番号のワクチン1万1020回分の使用を中止しました。

 一方、厚生労働省は沖縄県の接種会場で28日までにモデルナ社のワクチンの瓶などに異物が確認された問題について、ワクチンの供給を担う武田薬品工業の調査結果を発表しました。

 ワクチンの瓶に針を刺した際にゴム栓が削り取られてゴムの破片が混入した可能性が高いということです。

 品質に問題はなく、接種を控える必要はないとしています。

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