こんにゃく芋の成分 認知症の予防に「効果あり」[2021/08/30 16:25]

 北海道大学大学院は「こんにゃく芋」などに含まれる成分を食べることでアルツハイマー病の予防に効果があるとする研究結果を公表しました。

 北海道大学大学院先端生命科学研究院・湯山耕平特任准教授:「グルコシルセラミドを食べた人はアルツハイマー病の原因物質の脳内濃度が減少するというデータが得られている」

 「グルコシルセラミド」とは、こんにゃく芋に多く含まれるほか、化粧品などにも使われている成分です。

 湯山特任准教授によりますと、この成分はアルツハイマー病の原因とされる脳内に蓄積して認知機能を低下させる有害なたんぱく質を減らす働きがあるということです。

 これまでマウスでの実験は行われていましたが、今回、ゼリーに混ぜたセラミドを60歳から80歳の男女が半年間食べる実験を行ったところ、人間にも効果があることを初めて発見しました。

 ただ、加工されたこんにゃくにはセラミドはほとんど含まれていないということです。

 日本には約600万人の認知症患者がいるとされ、そのうち7割ほどをアルツハイマー病が占めています。

 高齢化が急速に進むなか、新薬開発などにつながることが期待されます。

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