警察庁が来年度概算要求案を発表[2021/08/31 00:58]

 警察庁は来年度予算の概算要求を発表しました。総額約3123億円で来年度の設置を目指すサイバー局の関連の予算のほか、千葉県八街市の事故を受け、信号や標識の整備費用も計上されています。

 警察庁によりますと、来年度の概算要求の総額は3123億1700万円となりました。

 そのうち400億円以上が警察用車両の温室効果ガスなどを削減する次世代車両への切り替えや110番通報に関連した通信指令システムの整備費用を含む警察基盤強化のための予算となっています。

 そのほか、来年度の設置を目指すサイバー局に関連してサイバー犯罪捜査用の資機材や解析手法の研究推進などのために50億円以上が充てられる予定です。

 また、千葉県八街市でトラックにはねられて小学生5人が死傷した事故を受け、信号や標識の整備をはじめ、交通指導取り締まりの資機材の整備など安全な交通の確保のために200億円以上が盛り込まれています。

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