2年ぶり小・中「全国学力調査」 コロナ禍の影響も[2021/08/31 18:10]

 新型コロナウイルスの影響で2年ぶりに実施された小中学生の全国学力調査の結果が公表されました。

 全国学力調査は5月に実施され、小学6年生と中学3年生の全員が国語と算数・数学のテストを受けました。

 文部科学省によりますと、複数の文章や資料などを結び付けて必要な情報を見つけることや日常生活の問題をグラフなどで数学的に解釈することに課題があることが分かりました。

 併せて実施されたアンケートでは、休校期間中に「勉強について不安を感じたか」という質問に対して半数以上が「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答しました。

 さらに、テレビゲームをする時間が小中学生ともに増えていて、一日に1時間以上テレビゲームをしていると答えた割合は75%以上でした。

 コロナ禍での外出自粛などが要因とみられ、テレビゲームの時間が増えるほど各教科の平均正答率は低くなる傾向にあるということです。

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