自宅療養中に死亡の男性 2週間安否確認できず[2021/09/01 06:20]

 新型コロナの自宅療養中に死亡したさいたま市の60代男性について、埼玉県の支援センターが2週間にわたって連絡が取れず、安否確認ができていなかったことが分かりました。

 さいたま市によりますと、市内に住む60代の会社員の男性は先月27日に自宅を訪れた親族によって死亡しているのが見つかりました。

 この男性は倦怠(けんたい)感や発熱の症状があり、先月11日に新型コロナの陽性であることが分かり、糖尿病を患っていましたが、入院対象とならず自宅で療養を続けていました。

 先月13日に市から健康観察を引き継いだ県の支援センターでは自動電話や看護師による電話を掛けていましたが、2週間にわたって一度も連絡が取れず、安否確認ができていなかったということです。

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