「ミュー株」空港検疫で2人の感染確認[2021/09/01 23:26]

 新たな変異ウイルス「ミュー株」について、すでに国内の空港検疫で2人に感染が確認されていたことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、WHOの公表を受けて国内の検査結果を精査したところ、6月から7月にかけて成田空港に到着した40代の女性と羽田空港に到着した50代の女性の2人がミュー株に感染していました。

 それぞれアラブ首長国連邦とイギリスに滞在歴がありました。

 ミュー株は1月にコロンビアで初めて確認され、ワクチンの効果を弱める恐れがあるとされています。

 厚労省は「諸外国の感染状況を注視しながら機動的な感染防止対策に努める」としています。

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