観戦自粛求めるパラマラソン スタッフら4500人動員[2021/09/03 16:10]
新型コロナウイルスの感染拡大で東京パラリンピックの最終日に行われるマラソンでは、沿道で観戦の自粛を呼び掛けるスタッフなど合わせて4500人を動員して対応することになりました。
5日に都内で行われるパラリンピックのマラソンでは、道で観戦するために人が多く集まって密集した状態になることが懸念されています。
組織委員会は競技の実施に向け、合わせて4500人のスタッフで対応することを明らかにしました。
プラカードを持って巡回しながら観戦自粛をお願いするスタッフが約100人、コース上に配置されるスタッフが約1600人いるということです。
また、先月に札幌で行われたオリンピックのマラソンの経験を生かし、人が集まりやすいスタートやゴール地点など7カ所に観戦自粛を求める横断幕の設置なども行うということです。
組織委員会は「感染予防のため自宅で観戦してほしい」と呼び掛けています。