コロナの救急要請…約3割が搬送されず 東京消防庁[2021/09/07 18:45]

 新型コロナウイルスに感染し、症状が悪化したなどとして5日までの1週間に東京消防庁に救急搬送が要請された795件のうち、約3割が搬送されていませんでした。

 東京消防庁によりますと、8月30日から9月5日までの1週間に新型コロナに感染して自宅療養中などに症状が悪化したとして、795件の救急搬送要請がありました。そのうちの約3割が搬送されなかったということです。

 前の1週間と比べて要請件数、搬送されなかった件数ともに約半分ほどに減っています。

 通報から搬送までにかかる時間も短縮される傾向となっています。

 搬送された533件のうち3時間未満で病院に到着したケースが9割以上で、5時間以上かかったケースは10件で、前の週の73件からは大幅に減っています。

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