品川区がワクチン2500回分廃棄 冷蔵庫の管理に不備[2021/09/11 07:39]

 東京・品川区は10日、保管していた新型コロナのワクチン2500回分を廃棄したことを明らかにしました。

 品川区によりますと、廃棄したのはアストラゼネカ製のワクチン2500回分です。

 区はワクチンを接種会場の冷蔵庫に保管していましたが、9日冷蔵庫を移動した際、コンセントを挿し変えたことで設定温度がリセットされてしまったということです。

 使っていた冷蔵庫には冷凍機能もあり、リセット後の設定温度はマイナス20度でした。

 アストラゼネカ製のワクチンは2度から8度までの間で保管することが求められています。

 区は設定が変わっていたことに気が付くまでの数時間、ワクチンが保管の適正温度を下回っていたとして廃棄することを決めました。

 区は今後予定している集団接種には影響がないとしています。

こちらも読まれています