8月の大雨「異常気象といえる」気象庁検討会[2021/09/13 21:00]

 8月中旬から下旬にかけて西日本から東日本に降り続いた大雨について、気象庁の検討会は「異常気象」との見解を示しました。

 異常気象分析検討会、東京大学・中村尚教授:「異常気象と言って差し支えないと思います」

 8月の1カ月の降水量は西日本では平年の3.3倍で記録が残る1946年以降で史上1位、東日本でも平年の2.1倍で史上2位となりました。

 線状降水帯の発生を伝える「顕著な大雨に関する情報」も9回、発表されています。

 今月13日の検討会では断続的に続いた大雨は真夏の季節に梅雨の後半のような大気の流れが続いたためと分析しました。

 その要因として、地球温暖化の影響で降水量が増えた可能性があるとしています。

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