シャワー室を市川市長室から移設 医療従事者ら使用[2021/09/16 15:06]

 千葉県市川市の市長室にシャワー室が設置され、批判が高まっていた問題で、このシャワー室を医療従事者らが使えるよう新型コロナ関連の施設に移設したことが分かりました。

 市川市の村越祐民市長は去年、市役所を建て替えた際、360万円をかけて市長室にシャワー室を設置しました。

 これを問題視した市議会は今年3月と6月に撤去を求める決議案を可決しましたが、市長は「災害時の女性職員用」などと言ってこれまで撤去に応じていませんでした。

 しかし、市によりますと、新型コロナ患者用の「入院待機ステーション」に必要ということで、今月11日、このシャワー室を移設したということです。

 16日から運用を始めたこの施設で活動する医療従事者や救急隊員らが使う予定です。

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