国産ワクチンで初「一定の有効性」来月に最終治験へ[2021/09/21 19:45]

 新型コロナウイルスの国産ワクチンの治験で初めて「一定の有効性」が明らかになりました。

 新型コロナウイルスの「不活化ワクチン」を開発しているKMバイオロジクスは3月から国内で実施した治験の結果、安全性と十分な量の中和抗体が確認でき、一定の有効性が期待できる結果が得られたと明らかにしました。

 最終段階の治験はすでに実用化されているワクチンと比較する形で数千人規模で実施する方針で、来月から準備に入るとしています。

 来年4月に生産体制を整備する見通しで、22年度中にも実用化にこぎつけたいとしています。

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