“昭和のおもちゃ”消えゆく一方…根強い人気も[2021/09/23 21:37]

とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(大木優紀アナウンサー)
今日はこちら!皆さん、子供のころ一度は遊んだ思い出があるのではないでしょうか?「マジック魔法刀」。人気の秘密はなんといっても、刃の部分が引っ込んでグサッと刺さったように見えるこの仕組み!イテテテっていうね!

(林美沙希アナウンサー)
よく遊びましたね!きょうだいで遊びました。

(大木アナ)
実はこの「マジック魔法刀」が製造終了してしまうということで、ネット上でも「さみしい」と話題になっているんです。きっかけはおもちゃ問屋・堀商店のツイートでした。「長い間わんぱくキッズ達を楽しませてくれたマジック魔法刀が廃盤商品となってしまいました」とつぶやかれまして、惜しむ声が続出したんです。「寂しい!」「懐かしき昭和のおもちゃがなくなるのか〜」「息子がもう少し大きくなったらドッキリやりたかったのに…」「演劇部のとき小道具で使っていたな〜」。


(大木アナ)
柳下さんはまだお若いけどどうですか?

(柳下圭佑アナ)
友達の家にあって憧れて、カシャカシャする感触がクセになって好きでしたね。

(大木アナ)
今、皆さんに一つずつ「マジック魔法刀」を渡しているんですがCM中にみんな遊んでましたね!ついついカシャカシャやりたくなるような商品だなと思うんです。

こちらの商品を扱っている東京・上野の「二木の菓子」には、製造元の「ユーキ」から連絡があったそうです。その時期がちょっと早くて、去年末に「製造終了します」という連絡があったそうです。「ユーキ」によりますと製造終了の理由は、内職業者の高齢化と製造機械の老朽化だそうです。「二木の菓子」の松澤大店長は「胸にポッカリと穴が開いたような気持ち」だと話してくださいました。今後なんですが「メーカーから入荷することができないため在庫を売り切り次第販売終了」となってしまうそうです。

最近こういう寂しいニュースをよく耳にしますよね…近年、姿を消した昭和の品々がこちらです。2017年には駄菓子屋で有名だった梅の花本舗の「梅ジャム」が終了し話題となりました。そして去年は「ようかいけむり」が終了。小松さん、これ取り上げましたよね?

(小松アナ)
番組でやりましたよね。指先でこすると煙が出るやつでしたよね。

(大木アナ)
そして今年4月にはアメハマ製菓の「10円当たり飴」が姿を消しました。

(林美沙希アナ)
そうでしたね…。

(大木アナ)
みんなの思い入れがあるこういう商品がそれぞれ理由があって姿を消したんです。今売ってないの?ってちょっと意外だったりしますよね。

一方で、今も根強い人気レトロ商品があるそうで、堀商店にうかがいました。まずは「バンビーコロン」。林さん、これは?

(林美沙希アナ)
これ沢山持ってました!香りがするんですよね。

(大木アナ)
私は「におい玉」って呼んでたんですけど、自分で瓶を持っていって、お友達と交換するから瓶の中がカラフルになっていくんですよね。

(林美沙希アナ)
流行ってましたよね。色んな香りがあるんですよね。

(大木アナ)
あんまり勢いよく嗅ぐと、鼻から吸っちゃって非常に危険なので絶対やっちゃいけない!近所のお兄ちゃんが大問題起こしてましたから、気をつけないといけないんですけど、本当に子供を魅了する香りがするんですよね。これは今でも根強いそうです。

そしてもう一つ根強い人気なのが「チエンリング」。

配色を自分で考えながら繋げていってアクセサリーを作ったりも出来るんですよね。姿を消してしまう商品がある一方でこうした根強い人気がある商品もあるんですね。以上、今日のトレバズでした。

(「スーパーJチャンネル」9月23日放送分より)

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