群馬防災ヘリ墜落から3年 慰霊碑の除幕と追悼式[2021/09/25 12:24]

 群馬県で県の防災ヘリコプターが山に墜落して9人が死亡した事故から3年が経ち、25日に慰霊碑の除幕と追悼式が行われました。

 3年前の2018年8月、群馬県中之条町で悪天候のなかを飛行していた県の防災ヘリ「はるな」が山中に墜落し、パイロットや消防隊員ら9人が死亡しました。

 今月25日午前10時半から行われた追悼式では、遺族らおよそ50人が参加し、事故現場近くに設置された慰霊碑の除幕が行われました。

 遺族代表者:「帰らぬ人となったその日のことは、頭から離れることはありません」

 式では遺族からのメッセージが読み上げられた後、慰霊碑に花が供えられました。

 この事故を巡っては、亡くなった男性機長が業務上過失致死などの疑いで書類送検されましたが、その後、不起訴処分となっています。

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