“地球活動の痕”残る「土佐清水」ジオパークに[2021/09/26 10:09]
地球活動が生み出した地形が残り、保全や研究などが進んでいるとして高知県の「土佐清水」が日本ジオパークに認定されました。
日本ジオパーク委員会・中田節也東大名誉教授:「日本ジオパーク認定について審議し以下の通り決定しました。新規認定土佐清水ジオパーク」
日本ジオパークの認定は地球の活動を示す地層などが残り、管理・研究などが進む地域が対象です。
25日、都内で行われた委員会で高知県の足摺岬周辺の「土佐清水」が国内で44地域目のジオパークに認定されました。
「土佐清水ジオパーク」には地下でマグマが固まった「ラパピギ花崗岩」と呼ばれる珍しい岩石が露出する足摺岬や長い年月、波や風の浸食を受けて串刺しされたような形になった竜串海岸などがあります。
今回が3度目の申請でようやく認定されました。