台風16号の目に“突入”名古屋大研究グループ[2021/09/30 23:29]

 名古屋大学の研究グループが航空機で台風16号の中心付近の観測を行いました。

 名古屋大学の坪木和久教授らを乗せた航空機は30日午後、台風16号の目に到達しました。

 観測機器を投下したところ、932ヘクトパスカルと気象庁の推定よりわずかに低い気圧を観測したということです。

 映像からは台風の目の付近で「壁雲」と呼ばれる、そびえ立つような背の高い雲も見えます。

 また、同じ時間帯に沖縄の南大東島でも地上からの観測が行われました。

 研究グループはそれぞれのデータを気象庁に提供し、台風の予測向上につなげたいとしています。

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