尾身氏が理事長の医療法人 新型コロナ専用病院に[2021/09/30 20:16]

 政府分科会の尾身茂会長が理事長を務める医療法人の病院が30日から新型コロナウイルスの専用病院として患者の受け入れが始まりました。

 JCHO東京城東病院・中馬敦院長:「こちらは入院患者の血液中酸素濃度、サチュレーションモニターになります」

 東京・江東区にある地域医療機能推進機構の東京城東病院では国と都からの要請を受け、30日までに新型コロナの軽症・中等症患者のための病床50床を準備しました。

 この1カ月ほどで90人近くいた入院患者を近隣の病院に転院させるなど、対応を進めてきました。

 JCHO東京城東病院・中馬敦院長:「実現に向けて戸惑い、不安は非常に大きなものでありました。通常診療に多少なりとも支障をきたすのではないかという申し訳ない気持ち。第6波が来ると思うので、それに向けてしっかり対応できるように準備したい」

 これまでは内科や外科の診療が中心だったため医師らの研修も行われてきました。

 さらに、大学病院などから専門医の派遣を受けて対応していくということです。

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