東京“警戒レベル”1段階引き下げ 約10カ月ぶり[2021/10/07 18:59]

 東京都のモニタリング会議は4段階のうちで最も高かった医療提供体制の警戒レベルを1段階引き下げました。

 7日に開かれたモニタリング会議は新型コロナウイルスの入院患者が減少していることから、4段階で評価している医療提供体制の警戒レベルを最も高いレベルから1段階引き下げました。

 去年12月に引き上げられて以降、約10カ月ぶりの引き下げです。

 専門家からは「入院患者数に合わせて通常医療の制限を段階的に解除し、新型コロナの医療と両立を図る必要がある」との意見が出されました。

 感染状況についても改善傾向にあるなどとして、4段階のうち上から3番目に引き下げました。

 会議では専門家から緊急事態宣言解除後に夜間の人流が急増しているとの指摘も出されました。

 小池都知事は「ここで油断せずに、継続した取り組みが必要」と述べ、改めて都民に協力を呼び掛けました。

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