佳子さま誕生 両陛下「元気そうないい赤ちゃん」[2021/10/08 20:00]

1995年1月6日、宮内庁病院の入り口に白衣を着た病院関係者が並ぶ中、秋篠宮さまと、出産のため前の年の暮れから入院していた紀子さま、そして、その腕に抱かれた次女の佳子さまが出ていらっしゃいました。


記者   :おめでとうございます。
      佳子さまのことは何とお呼びされているのですか?
秋篠宮さま:今は、佳子ちゃんとか、そういうふうに呼んでますけども
記者   :眞子さまはお留守番ですか?
秋篠宮さま:ええ。
記者   :眞子さまには似てらっしゃいますか?
秋篠宮さま:そんなに似てないんじゃないでしょうか?
記者   :ちょっと赤ちゃんをみせていただけますか?


当時3歳の眞子さまです。
佳子さまが生まれた12月29日の夜です。

記者:  陛下おめでとうございます
天皇陛下:どうもありがとう
記者:  赤ちゃんのご印象は
天皇陛下:とても元気そうな
記者:  皇后さまいかがですか。赤ちゃんかわいらしいですか
皇后陛下:元気そうな、いい赤ちゃんでした
記者:  眞子ちゃんと似ていますか
     (走り回る眞子さまに笑い声)
記者:  まだお抱きにはなってらっしゃらない
天皇陛下:(皇后さまが)1回
記者:  おめでとうございました


眞子さまは、佳子さまと対面された際、頭を優しくなでられ、「お姉さんになったのね」と声をかけられると、嬉しそうにうなずかれた、と報道されています。

天皇皇后両陛下とともに、紀宮さま、現在の黒田清子さんもいらっしゃいます。

3人が車に乗り込まれ、秋篠宮さまと眞子さまはお見送りです。


眞子さま:ばーいばい ばーいばい


車列が去ると、再び病室へと戻られました。


この、佳子さまの似顔絵を描いた宮内庁御用掛の坂元正一東大名誉教授によりますと、佳子さまは誕生の瞬間「オギャー」と満点の泣きき声をあげたということです。


1月4日に名付けられた、佳子さまの「佳」の文字には、美しく、すぐれていて、立派という意味があり、身体が健康であるだけでなく、素直で思いやりのある、心身ともに「佳(よ)い子」に育ってほしいとの願いを込めて、秋篠宮ご夫妻で付けられたそうです。

皇室では秋篠宮さまの誕生後、8人連続となる女性皇族の誕生でした。

宮内庁病院を後にして、お留守番の眞子さまのもとへ戻られます。

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