経産省内で“スマホ破壊”か…元官僚「詐取」認める[2021/10/12 11:55]

 新型コロナ対策の給付金をだまし取った罪に問われている元キャリア官僚2人の初公判で、検察側は、2人が証拠となるスマートフォンを経済産業省で破壊したと指摘しました。

 検察側:「両名は経産省の地下で、スマートフォンを破壊した」

 11日、法廷で検察側からこう指摘されたのは、元経済産業省のキャリア官僚・桜井真被告(28)と新井雄太郎被告(28)です。

 2人は、実体のない会社を作るなどして、新型コロナウイルス対策の国の給付金、およそ1550万円をだまし取った罪で起訴されました。

 桜井真被告:「すべて間違いございません。大変、申し訳ございませんでした」
 新井雄太郎被告:「間違いございません」

 11日の初公判で、起訴内容を認めた両被告。冒頭陳述で検察側は、2人が“証拠隠滅”したと指摘しました。

 自分が捜査対象だと知った桜井被告は、新井被告とともに、こともあろうに、職場である経産省の地下でスマートフォンを破壊。その後、横浜市の山下埠頭で海に投棄し、証拠隠滅に及んだとしました。

 では、だまし取った、およそ1550万円もの給付金は、何に使ったのでしょうか?

 検察側:「だまし取った金は、桜井被告のギャンブルや交際相手への小遣い、クレジットカードの支払いなどに充てられた」

 日本経済新聞によりますと、捜査関係者の話として、2人のうち1人が「給付金は、国が金をばらまく制度。取れるものは取ろうと思った」などと供述したと伝えています。

 次回の裁判では、被告人質問が行われる予定です。

(「グッド!モーニング」2021年10月12日放送分より)

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