阿蘇山噴火で気象庁「今後も同程度あり得る」[2021/10/20 14:06]
![](/articles_img/000232481_1920.jpg)
気象庁は阿蘇山の噴火を受けて会見し、「今後も同程度の噴火はあり得る」と注意を呼び掛けました。
気象庁火山監視課・尾崎友亮課長:「警戒レベル3で警戒範囲を2キロとしているが、3キロ・4キロと広がる可能性がある」
気象庁は20日午後1時からの会見で、噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から3の「入山規制」に引き上げたことについて説明しました。
13日に警戒レベルを2に引き上げてから、火山性微動の振幅の大きい状態が続いていたということです。
今回、火砕流が火口からおよそ1300mまで達し、噴石も南におよそ900mまで飛んだということです。
気象庁は「風向きによっては小さな噴石が風に流される可能性もあるので注意してほしい」としています。