衆議院選挙の争点 新型コロナ感染 日本は26番目[2021/10/25 17:08]
31日に投開票を迎える衆議院選挙では、新型コロナ対策が大きな争点となっています。日本の感染状況についてまとめました。
厚生労働省によりますと、日本国内では、24日までに171万2529人の感染が確認されています。
ジョンズ・ホプキンス大学の累計感染者数の集計では、世界で最も感染者が多いのはアメリカで、これまでに4500万人以上が感染しています。
その後、インド、ブラジルと続いていて、日本は26番目となっています。
次に感染者数に占める死者数の割合、致死率を比較します。
日本では、これまでに1万8191人がコロナに感染して死亡していて、感染者に占める割合は1.06%になります。
アメリカの1.62%、インドの1.33%などと比べると比較的低く抑えられています。
次にワクチンの接種率です。日本はこれまでに1回目の接種を終えた人が全人口の76.1%、2回目は68.6%となっています。
1回目を終えた人の接種率を比較すると、先に接種が始まったアメリカやイギリス、ドイツよりも高くなっています。
一方で、第5波が拡大した8月以降、東京都では、少なくとも59人が自宅療養中に死亡していて、医療体制の強化が課題となっています。
第6波が懸念されるなか、12月にもワクチンの3回目接種が始まる見通しのほか、早ければ年内に飲み薬の実用化が期待されています。