最大規模の「太陽フレア」 影響で通信障害など懸念[2021/10/30 15:33]
太陽の表面で「太陽フレア」と呼ばれる大規模な爆発現象が29日に発生し、30日午後から31日にかけコロナガスが地球に届き通信などが乱れる可能性があります。
情報通信研究機構によりますと、29日午前0時35分に太陽の表面で大型の爆発現象を確認したということです。
このいわゆる「太陽フレア」は5段階評価で最大規模だということです。
高温のコロナガスが地球方向に噴出したのも確認したとしています。
そのうえで、コロナガスは日本時間の30日午後から31日にかけて地球に届き通過すると予測しています。
この影響で、通信衛星、放送衛星などの障害やGPSの誤差、短波通信への影響などが生じる恐れがあります。
また、今回の太陽フレアは今後1週間ほど地球に影響を与える可能性があり注意が必要です。