医療従事者の男性 抗体低下恐れワクチン4回接種[2021/11/01 21:12]
さいたま市は、医療従事者の男性が故意にワクチンを4回接種していたと明らかにしました。
市によりますと、医療従事者の60代の男性は、3月に埼玉県外で2回の接種を終えていましたが、8月以降、市内の医療機関でさらに2回の接種を受けていました。
男性は、自身の抗体が下がっていると考えて新たに接種してしまったと説明しているということです。
また、市は80代の女性に、インフルエンザワクチンと誤って、3回目の新型コロナワクチンを接種したことを明らかにしました。
女性は1日、インフルエンザワクチンを打つために医療機関を訪れていました。
同じ時間にコロナワクチンを打つ別の人の名前が呼ばれたところ、勘違いをして診察室に入り接種を受けました。
接種前の問診に女性がすべて同意したため気が付かなかったということです。
女性の健康状態に異常はありません。
市は接種時の確認を徹底するなどして再発防止に努めるとしています。