高知沖にも大量の「軽石」 カツオ漁船に注意喚起[2021/11/01 20:35]

 大量の軽石が沖縄県や鹿児島県の沿岸に漂着して被害が出るなか、高知県の沖合でも軽石とみられる漂流物が確認されました。

 この映像は先月31日、高知県室戸岬の沖合およそ207キロの海域で第5管区海上保安本部の航空機が撮影したものです。

 軽石とみられる漂流物が東西に72キロ、南北に112キロの範囲に漂っています。

 先月30日は足摺岬の南の海域でも確認されたということです。

 海上保安庁によりますと、上空から確認した限り、小笠原諸島の海底火山、福徳岡ノ場から出た軽石とみられるということです。

 高知県は先月30日、漂流物が見つかった海域付近でカツオ漁をしていた漁船があったことなどから軽石を見つけた場合は回避するよう注意を呼び掛けています。

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