相次ぐ刃物事件に鉄道会社も対策 国が支援検討も[2021/11/02 17:31]
刃物を使った事件が相次いでいることを受けて、JR新宿駅で刃物を持った男らが暴れているという想定で訓練が行われました。
警棒を使って刃物をたたき落とす手順や、「盾」や「さすまた」を使って男らを制圧し、逮捕する方法などが確認されました。
警視庁新宿署の井ノ口署長は「今後も訓練を徹底していく」としています。
そして鉄道各社に安全対策を確認したところ、こういった答えが返ってきました。
例えば、JR東日本は防犯用具などの配備や拡充を行っているということです。
また、小田急電鉄は刃物を通さない手袋や盾を列車内(乗務員室)に配備する予定だということです。
国も2日、斎藤国土交通大臣はこう話しました。「鉄道の安全対策は国民生活に深く関わっている」とし、コスト面での支援も検討していきたいということです。