調布道路陥没 新たに2カ所で地盤調査を開始[2021/11/04 17:10]

 東京・調布市の住宅街で地下のトンネル工事による道路の陥没などが相次いで見つかった問題でNEXCO東日本が、これまで「地盤に問題ない」としていた場所で新たに調査を始めました。

 調布市の住宅街で去年10月、東京外環道のトンネル工事による道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかりました。

 NEXCO東日本は掘削の際に土砂を取り込みすぎて地盤が緩んだことが陥没の原因だとしています。

 今月1日から新たに調査が行われているのは、これまでNEXCO東日本が地盤に問題はないとしていた2カ所です。

 先月、専門家による独自調査で「地盤に緩みがある」と指摘されていました。

 住民は「表面の浅い地盤の緩みについて、きちっと広範囲にわたって調査をするべきだ。安全が確保されない限り不安です」と話しています。

 調査は来年1月下旬まで行われる予定です。

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